教務学生

教務学生

KAWATA YUKI川田 裕希
DATA 機関名:滋賀大学
所 属:学務課教務係
採 用:平成22年10月1日

仕事内容を聞かせてください

教務係の主な業務は、大学の1年間の授業が支障なく行われるように教員・学生をサポートすることです。具体的には、毎年の時間割作成、教務システムの管理、教室設備の更新や外部講師にかかわる手続きなど、授業にかかわることすべての業務を行っています。特に、係として力を入れているのは学生の履修指導です。進級に必要な科目を履修登録していなかったり、卒業要件を満たしていない学生をピックアップして指導することで留年者をできるだけ減らせるように頑張っています。

仕事で印象に残っている
出来事を聞かせてください

成績や履修登録におかしなところがある学生には履修相談の連絡を取っています。このような学生は、大学での勉強に悩みを抱えて授業に出席できなくなっていることが多く、何とか卒業できるよう手助けしたいのですが返事がないことも多く、対応に苦労します。そんな中で履修相談に応じてくれた学生が立ち直れた時はうれしいですし、学生のセーフティーネットになってあげられるのが教務係のやりがいだと思っています。

窓口での申請手続きを
オンライン化することで
効率化しています

今の部署はもともと1つの学部の教務事務を所掌していたのですが、2017年に学部が新設されて現在は2つの学部を所掌することになりました。これにより倍増した業務の見直しと効率化が今の課題です。その取り組みの一つとして書類の押印廃止を進め、これまで窓口で申請させていた手続きをオンライン化することで効率化しています。

職場(仕事)の
セールスポイントを
アピールしてください

規模の小さい大学なので、学生1人1人に対して細かなサービスを提供することができます。例えばコロナ禍において日本に入国できていない留学生がいますが、国際交流課と連携してWeb会議でオリエンテーションを行ったり、履修する授業の教科書を手配したりして、授業に参加できるようサポートする等の対応をしています。

仕事で、大切に
しているポイントを
教えてください

学生からの問い合わせが多い部署なので、業務に対する係内の意見を統一できるよう、情報共有を大切にしています。特に履修登録に関する問い合わせは、学生の卒業の可否に直結することもあるので、対応する職員によって回答が異なるということがないよう、注意しています。

1年のスケジュール





MESSAGE

国立大学では改革が求められており、これまでのやり方が通用しなくなってきています。既存の価値観に囚われることなく、

新しいことへの挑戦を恐れずに頑張っていきましょう。

先輩カラのアドバイス